古代米の美味しい食べ方
さっと水洗いし、研いだ白米に混ぜて炊いてください。白米3合に大さじ2~3杯が目安です。古代米から色が出て、ほんのりと色がつきます。また、お好みで塩・寿司酢をかけても、おいしく召し上がれますよ。

生産者の紹介
「遊佐町でお米を作っている、伊藤大介です。お米の可能性を最大限に引き出してみなさんにその魅力を伝えていきたいと思いますのでよろしくお願いします。」
― さっそくですが、家族構成は?
両親と私と妻、猫のナナ(14歳)とブク(13歳)の6人家族です。
ナナは漫画からとったんじゃないですよ、うちの方が早かったですから(笑)
― 古代米はいつから作っているんですか?
う~ん、黒米とか赤米は2001年からたびたび作っでましたね。
あと香米っていうのがあってですね、普通の米に少し混ぜるとブレンド米のようになるんですよ。3つ混ぜて販売しているんですが、白米に混ぜて使用すると色もよく、こおばしい香りがして食欲をそそりますね。
― なんで古代米を作ろうと思っだんですが?
おもしろそうだったから(笑)かな。
古代米だけでなぐって「ササニシキ」「ひとめぼれ」も作っていますね。
他には、「でわのもち」は自家用として、あとは「彦太郎糯」(ひこたろうもち)です。知ってますか?
彦太郎糯は、普通の稲より背丈が高いんですよ、普通の稲は、90cmくらいなんですけど、彦太郎糯は、1m40cm~1m60cmくらいで、すごい長いんですよ、だから倒伏しやすくて心配なんですが、できてみないとわからないけど、収穫が楽しみです。
― こだわりは何ですか?
無いのがこだわり(笑)ですね。
しいて言えば、おもしろそうなことはどんどんやってみる。
「売れる米づくり」、今までなかなか使われてこなかったお米も違った視点からみて、こういう用途にも使えるからこういう米も売れるというものを出していきたいな。
― 古代米を作っていての発見を教えでもらえますか?
黒いな~(笑)っていうのが発見ですかね。
もうすぐ稲が黒くなるんでどこに黒米があるか一目瞭然なんですよ。
6月黒いな~っていうのを実感できますからそのときにまた来てくださいよ。
― せば、最後に最後に皆さんへのメッセージををお願いします。
米の食べ方って1通りじゃないと思うんですよ。
納豆にネギかけて食べんなも非常にうまいんですが、白米は”和”の調理法しかないわけじゃないんですよ。
諸外国だって米を作っていでその国独自の調理法なんかもあるわけで、例えばスペインであればパエリア、イタリアではリゾットもあるし、東南アジアでは、ピラフやチャーハンがある。
その国々では日本のような短粒種を作っているのではなく、長粒種や大粒種といったお米を作っているのも事実なわけで。いろんな国のいろんな食べ方を、可能性を遊佐町から発信していきたいですね。